人材獲得競争と言われ始めています。企業は多くの応募者の中から選考しようと考えます。そのため、まず如何に多くの応募者を集めるかに工夫を凝らします。採用後は早期退職を防ぐ工夫を凝らします。
人材獲得競争であるため、採用前は企業の良い面を強調しがちです。その結果、入社後にミスマッチが生じることがあります。れを防ぐために「RJP」という考え方があります。
RJPとは、「Realistc Job Preview」の略です。アメリカの心理学者ジョン・ワナウスが提唱した理論です。本当の仕事(実態)を予め伝える、という考え方です。会社説明会や面接時に、企業にとって悪い面も実態を伝えます。
心理的効果として次の4つがあります。
①ワクチン効果(過剰期待を緩和する)
②セルフスクリーニング効果(自己選択や自己決定を導く)
③コミットメント効果(組織への愛着や一体感を表す)
④役割明確化効果(入社後の期待を現実化する)
企業の真の姿を見せても、尚且つ応募したい者が集まります。その中から選考することになるため、社風にあった人材獲得が期待できます。
【参考ページ】
https://bizhint.jp/keyword/71060
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