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『能力高め「40歳定年」』

 「何歳まで働くか?」
 「何歳まで働きたいか?」

 現役世代に聞けば、なるべく短く、と言う人がほとんどだと思います。
 とはいえ、現在は、65歳まで働くと考えている人が多いのではないでしょうか。これが、年金支給開始年齢の先送りなどの理由により、徐々に70歳までになっていくものと思われます。
 人生100年時代と言われており、今後75歳、80歳まで延びるかも知れません。

 日本経済新聞の記事では、東京大学の柳川教授は、が、「20歳から80歳までの60年間・・・」ということを言っています。
 柳川教授は、「40歳定年」を提言している人でもあります。

 今、変化のスピードが早くなっていると感じる人は多いと思います。そのスピードは今後更に早くなっていくようにも思います。

 そうなると、60年間同じスキルが通用するとは思えません。せっかく培ったスキルがいつの間にか陳腐化して、価値が低くなることも考えられます。最近の賃金制度の流れでも、低い価値しか提供出来なければ、賃金も下がります。

 そうならないためにも、「40歳定年」「人生三毛作」という考えも必要になりそうです。

 とはいえ、会社を退職して大学や専門学校に入り、学び直すことはハードルが高いと思います。

 そこで「兼業・副業」を利用することが考えられます。自分のスキルを見直す機会になります。それは、全くの異業種もあれば、今の仕事に関連したものもあるでしょう。

 今まで培ったものをゼロにするのではなく、それを基礎に新たなスキル習得ならハードルが下がりそうです。

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