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改善と改革

生産性向上が叫ばれていますが、日々の業務の効率化は欠かせません。

業務は、主に定型的な業務と非定型的な業務に分けることができます。
役職など地位が上に行くほど判断業務など非定型的業務が増えると言います。
これには、正しい答えがありません。
考える人によって答えが異なることになります。

とはいえ、多くの業務は定型業務と言われます。
定型業務の特徴は、誰がやっても最終成果物(答え)はほぼ同じものなります。
ならば、如何に効率的に行うかが鍵になります。

それを行うには、改善レベルと改革レベルがあります。
数%の効率化を目指すなら改善となるでしょう。
これは、日々少しずつでも行うことは可能です。
常に改善すべき事柄に着目する意識をもつことが大事になります。
そして、それに取組めば目的を達成することは可能になります。

「30%の合理化」、というと改革が必要になります。
これを実践するには、ある程度「考える時間」が必要になります。
所定労働時間や残業時間の多くを定型業務をこなすことになっていると、この「考える時間」を作り出すことは出来ません。

定型業務をさっさと終わらせ、残った時間で改革案を検討することが求められる。
そのためには、日々の改善を実施することで生産性を上げていく必要があります。

この辺りは、伊賀泰代著『生産性』を一読することをお勧めします。

 

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