会社には日々様々な問題が発生します。
目の前に顕在化している問題と顕在化していない問題があります。
顕在化している問題としては、「機械の故障」というものがあります。
すぐに対処する必要があります。
顕在化していない問題としては、「少子高齢化社会に備えた事業構造の変革」というものがあります。
すぐに対処する必要はありませんが、取り組む必要はあります。
いずれにせよ、問題は解決しなければなりません。
そのとき、行われるのが「対処療法」と「原因療法」です。
対処療法の場合、「その場を取り敢えずしのぐ」とういイメージがあります。緊急・応急処置的に行う感じです。
しかし、実際は、対処療法だけで、あたかも問題解決したように、その後何もしないケースがあります。
忙しい、という事情があるのだと思います。
結果、同じような問題が再度起きることになります。
対処療法をしたとしても、その後原因療法をして「真の原因」を取り除く必要があります。
「真の原因」にたどり着くまでにはそれなりの労力が必要になります。
「問題解決」したつもりが「問題対処」で終わらないよう注意が必要です。
【参考図書】
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