働き方改革の中心テーマに労働時間削減があります。
労働時間を削減するには、業務を減らすか、処理能力を高めることになります。業務量を減らすには、ムダや必要性の低い業務を行わない・廃止するなどがあります。業務内容を改めて可視化し見直すことになります。
しかし、現場ではそもそも忙しく、そのような見直しをする時間する取れないこともあります。しかし、このような状態や考え方が続くと、仕事の出来る人に業務が集中していきます。能力開発など人材育成する時間も無い、ということになります。
忙しい中、どうやって考える時間、、見直す時間を作るか?が課題となっています。
実際、会議をする時間があったら、目の前の仕事をこなしたい、と考える人も多いと思います。
短期的、一時的には、習熟度の低い人に教える時間も惜しいときがあります。自分でやったほうが早い、というものです。しかし、長期的に見れば皆の能力を高め、皆で業務をこなせる方がよいことは明白です。
労働時間だけを短くしようとすると、記事にあるように管理職が部下に替わり業務を行うようになります。
これでは根本的な解決にはならず、どんどん疲弊していく危険があります。
疲弊するほどの業務過多になっていないか注意する必要があります。
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