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『シニア社員、定年後も輝く』

2025年1月10日付けの日経新聞に『シニア社員、定年後も輝く』という見出しの記事が掲載されています。
大手企業を退職した社員を中堅・中小企業が採用している事例です。

大手企業では新陳代謝の問題もあり、再雇用する年齢の上限を設定していることを珍しくありません。そのため、働きたいと思っても退職せざるを得ないことがあります。
そのような理由で退職した人材を採用し、会社を活性化する企業があります。

シニア社員は健康や意欲低下といった問題があります。

健康面で言えば、肉体的な負荷を減らすこと、急な体調不良で休んでも業務が滞ろない多能工化などがあります。
多能工化は、シニア社員の限った課題ではありません。
急な休み、急な退職、長期休暇といったことがありますので、その対応が必要です。
しかし、これらは稀に起きるため、つい後回しにしがちな経営テーマです。

シニア社員を雇用しても、上手くいかないケースがあります。
期待した成果や効果が上がらないのが不満になることもあります。
それを防ぐためには、「相性」や「何を期待するか」が大事になります。

中には「採用時に数回の面談と会食を欠かさない」といった企業もあります。

中小企業には大企業と比較すると制度面など問題は多いものです。
それを理解しつつ、貢献意欲の高いシニア社員を採用することが大事になります。

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