人材獲得競争の時代になりました。
事業が順調であれば人員増が必要になります。人員を増やさず事業拡大することが出来れば、その仕組みを実現することを目指すことになります。
しかし、従業員も歳を取るでしょうし、年齢バランス、組織活性化を考えれば人材採用は必須であり重要な経営課題です。
そして、いい人材を採用しても定着しなければ元も子もありません。
いい人材を採用し、定着してもらうためには、「いい職場」でなければなりません。
それでは「いい職場」とはどのようなものか?
様々な回答があるでしょう。「給与が高い」「休みが多い」「残業が少ない」「成長できる」「職場の雰囲気がいい」「オフィス環境がいい」等々。
その中でも、記事では「休みを増やす」ことを取り上げています。
「年2回10連休義務化」というと、多くの経営者は「我が社では無理」と思うでしょう。だからこそ、実現すればインパクトがあります。
このような難しい制度の導入は、まず試験的に行うことになります。不具合、デメリットが多ければ縮小・廃止することを最初から決めておけばいいのです。また、最初は年1回の義務化からスタートする、という方法あります。
まずやってみることが大事です。ダメならやめる、といった軽い気持ちでスタートする位がいいでしょう。
廃止という選択肢が最初から伝えておこないと、労働契約的には「不利益変更」という問題が生じます。
試験的、時限的な制度としてスタートすると良いと思います。
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