ブログ

『男性の育児休業の取得促進』

 

 男性の育児休業取得は進むのでしょうか?

 女性公務員の育児休業取得率は、ほぼ100%です。民間企業でも80%を超えており、出産を機に退職する女性は少数派になりました。それに比較して、男性の育児休業取得率は、伸びていますがまだ低い状態です。

 その理由は、大きく2つあります。ひとつは、育児は女性が担うもの、という価値観。もうひとつは、職場の理解が進んでいないことです。

 育児休業期間についても、男性の場合、7割が2週間未満です。短期間になるのは、収入減少という問題もあります。

 男性が取る場合、どれ位の期間が適正なのか?

 それは各々の事情によるでしょう。

 目指すべきものが、男性の育児参加だとすれば、育児休業取得だけでなく、日々の残業時間の抑制も重要な課題になります。

 1か月間休んだとしても、復帰後に従来と同じような働き方をしたのであれば、根本的な問題は解決しないでしょう。

「休む」ことに注目が集まりがちですが、通常業務をしているときも重要になります。

 そのときに大切なのは、職場の理解、サポートです。育児は、介護と異なり一定期間で終了するものです。職場全体でサポートする文化の醸成が必要になります。

関連記事

  1. 時給には深夜割増分が必要です
  2. 「働く高齢者の年金増 支給額を毎年改定へ」
  3. 『通勤は新幹線』
  4. 鳥貴族の値上げと人を大切にする経営
  5. 『パワハラ防止の指針案』
  6. インフルエンザにかかった従業員の出勤
  7. 『自殺の男性職員 月の残業149時間』
  8. 『外食業も働き方改革』

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP