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『農家も働き方改革』

 農業も法人化、大規模化が進んでいます。これに伴い、従業員の処遇も一般企業並みにする動きがあります。

 記事の事例では、「終業時刻を決める」ことにしています。終礼を行い、その日を振り返ります。そして、翌日の仕事内容を確認します。このような取り組みは建設業などでも行われます。

 事務系の仕事では、何となく終了して帰宅することが多いのではないでしょうか?

 全員が集まって振り返りすべきかどうかは分かりませんが、「振り返り」は重要だと思います。

 労働時間を削減の取組みとしては、「トヨタ式カイゼン」を導入しています。どのような職場でも少なからず「ムダ」があります。しかし、ムダを意識できる人と意識できない人がいます。何がムダなのかを共通認識とすることが大切になります。

 賃金、昇給システムも明確にします。これによって従業員のやる気が上がると考えています。

 これは、やる気が上がるというよりは、将来への不安を和らげるものだと思います。不明瞭による不満を解消する取組みとも言えます。
 退職する理由として、現在の賃金への不満があります。それは、現在だけでなく将来の賃金が見え難い不安・不満があるのではないでしょうか。
 
 成果主義の導入議論が多くなっています。
 しかし、多くの人にとっては将来が予想・予測できる安定した賃金制度を求めているものです。
 大切なのは、将来がどのようになるかを提示、見せられるようにすることだと思います。

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