従業員の健康に対して、考え方が変わりつつあります。これまでは、「自己責任」であるとして関心が低かったと思います。健康に関わることで言えば、定期健康診断を実施するくらいでしょうか。その診断結果をどのように扱い、従業員に関わるかは企業によって異なるでしょう。
自己責任の考えから企業が積極的に従業員の健康に関わるように変わりつつあります。「健康経営」です。定期健康診断費用などをコストと捉えていたものが、投資という考えになっています。
最近のキーワードに「生産性向上」があります。これを実現するために従業員の健康が基礎になります。大企業では「経営健康」に着手し始めています。これからは中小企業がどのように取組むかが課題になっています。
限られた予算の中で、中小企業が実施するには経営者、従業員の双方が健康に関心をもつことが始まりになると思います。まだまだ「自己責任」という意識が強いと思います。従業員自身の健康への優先度が低いことも課題です。まずそのような風土を醸成することが大事になります。
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