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「リファラル採用」

少子化による問題は、顕在化しつつあります。地方では高齢者世帯の増加は既に問題になっています。しかし、都市圏では実感は少ないように思います。

それでも、今後働き手の減少、社会保障の問題が次々と顕在化していくでしょう。

既に人材獲得競争になり、採用面で苦労している企業は多くあります。これから少子化が更に進むので、厳しい状況になることが予想されます。

 

採用しようとするとき、求人内容を媒体などに掲載します。勤務地、仕事内容、給与、休日などが多いと思います。

それをもとに求職者は企業を選択します。

このような定量的で分かりやすいもので他社と競争することになります。そのため、採用出来ないのは給与水準が低いから、休日数が少ないから、退職金制度がないから、という理由に求めがちです。

 

その結果、人事待遇面を変えようとする企業が現れます。牛丼チェーンの価格競争ではありませんが、他社の数字をみているとキリがありません。

 

このような定量的で分かりやすく、“目に見えること”に関心が集まるのは当然です。

 

しかし、その会社が「働きやすい職場」か「いい人間関係がある職場」か、というものは分かりません。

実際に働き始めたら、給与水準より職場の雰囲気や人間関係がより重要になると思います。

いくら給与が高くても、ギスギスしてプレッシャーがいつもかかっている職場では、長く働こうとは思わないでしょう。

 

採用段階で、職場の雰囲気、風土・文化、人間関係などを伝えられるといいとでしょう。しかし、紙面や言葉では難しいものです。

そのため、動画を活用したり、楽しそうに働いている写真を挿入して伝えるようにします。

それでもやはり一番よく分かっているのは、既に働いている人たちです。そこで、本来働くうえで重要であろう職場の雰囲気等について伝えやすい「リファラル採用」が注目を集めています。友人を自社に誘うことになるため、いい面・弱い面も伝えることになります。そして、それを分かったうえで入社するため、入社前後のギャップも少なくなることが期待されます。

 

リファラル採用をするときに、紹介者(自社の社員)に報奨金を支給する企業もあります。個人的には、お金を出すことのデメリットを懸念してしまいます。

デメリットとは、「お金が貰える」ことが目的化してしまうことです。本来は、友人にいい職場を紹介する、ということが目的でしょう。それに付随するのが報奨金なのですが、それが目的になってしまう可能性があります。

それが目的になると、額を下げたり廃止した場合、紹介するインセンティブが無くなってしまうこと、不満を生じさせることです。

このような懸念があるため、金銭より別の報酬を用意した方がいいように思います。

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